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庭
初めてこの土地に足を踏み入れたとき、木が生い茂る密林の中に2本の榎を見つけた。
大昔からこの場所に佇み、天災にも耐えてきた。大木の姿を見て、ここに家を建てようと決めた。 – TK

夏で葉っぱが茂っているときだと、ここの庭は東南アジアのように 見えるんですよ。
僕は、森のなかみたいなところに住んでいたい。
まだまだ木が大きくなって、この庭もこれからもっと森みたいになるんじゃないかな。 – TK


アトリエ
夜中、時々ベンチで横になって休みながら仕事をする。若い頃から寝るのが嫌だった。
仕事場が好きで、ここから出たくないと思う。僕はここで普通のものを作る。 – TK


家
家を建てたのは、友達や娘の家を含めて、たぶん十二軒以上だと思う。
自分の家は立てるたびに、「こんなところ、一生は住むもんか」と思っていた。
「こんな場所で死ぬのは嫌だ」って。
どこか気に入らない部分があるんだよね。
でもここは、初めて「死ぬまで住んでもいい」と思った。 – TK
やりたいこと、好きなことをすべて詰め込み、初めて思い通りになったと感じる小さな家。
リビング、寝室、キッチン、バスルームがコンパクトに配置されている。 – TK

水の展示室
安藤忠雄が黒田泰蔵の作品のために設計をした展示スペース。
作品は浅く張った水面に展示され、その静謐な世界を誇示する。
美しい黒田白磁を見せる場であり、鑑賞者を無の境地に誘う瞑想空間と言える。

設計を安藤さんにお願いをして、自宅の敷地のなかに小さな展示室を作った。
安藤さんは魅力的で、格好いい人だなと思う。 – TK

【著作権および所有権について】
本ページに掲載している建物の一部は、黒田泰蔵の親族が所有するものです。
また、文中の「−TK」は黒田泰蔵を指すものであり、
当該記述の著作権は TAIZO KURODA ESTATE が保有しています。
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